2011年 その他事業の活動履歴


 ●2011年   10月 自然農薬
            5月 TEACAの活動を中学生たちが訪問見学


■ 自然農薬('11/10)■


TEACAが半乾燥地で普及を進めている省水嚢法。この農法は麻袋を利用して野菜を栽培するが、水の蒸発散を抑えることができるため、野菜栽培が困難な半乾燥地でも野菜を得られるようになる。

ただ問題もある。それは虫害である。野菜の極めて乏しい地域で、写真のように密集して野菜を育てるため、すぐに虫(アブラムシ)がやってくる。この虫をどう撃退するかが、かなり悩ましい問題である。手っ取り早い方法は、虫がくる前に野菜に灰をまぶすこと。これである程度防ぐことが出来る。またマリーゴールドを一緒に植えておくと、これも一部の虫には効果がある。

しかし初期防除を怠って、ひとたび虫がきてしまうと、これを駆除するのは相当に大変(もちろん化学農薬などは使いませんので)。そこで試し始めたのが、牛乳をスプレーすること。現地ではだいたいどの家でも牛を飼っているので、その牛乳を少しだけ使って、これを霧吹きで野菜にたかっている虫に吹き付ける。すると乾いた牛乳が薄い幕となって虫の気孔を塞ぐため、虫は窒息死してしまう。

写真は、省水農法でこの牛乳スプレーを試しているところ。実際にはこの方法はまだ取り組み始めたばかりで、結果は出ていない。というより、このときは次の日に雨が降ってしまい、残念ながら良い結果にはならなかった。

牛乳以外にもトウガラシや石けん、タバコを使う方法があり、これからこうしたものも順次試してみたいと思っている。


自然農薬

省水農法で作ったスクマウィキに牛乳をスプレーしている様子




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■ TEACAの活動を中学生たちが訪問見学('11/05)■


TEACAの事務所や活動現場を、年間を通じて様々な来訪者が見学に訪れます。この4月には、近くのテマ中学校とナティロ中学校の生徒たちが訪れ、TEACAの活動や苗木の育て方について勉強していきました。


苗畑の説明を受ける生徒たち

TEACA事務所の苗畑で説明を受ける中学校の生徒たち


テマ中学校には以前からTEACAが苗木配布を行っており、生徒たちによって学校に至る道に植えられた苗木は、今では立派な街路樹として育っています。ナティロ中学校には環境クラブがあり、やはり学校美化や自分たちで苗畑を作り、植林に取り組んでいます。

最近ではポレポレクラブの活動とも歩調を合わせ、自分たちの地域の誇りや森の自慢(=伝統文化や先祖の知恵)についても、生徒たちに教え始めています。3月の現地調査では私たちもナティロ中学校を訪れ、環境クラブのメンバーとミーティングの機会を持ちましたが、今後地域の中学生たちとも、何か協力して取り組んでいけることがないか、具体的に考えていくつもりです。





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