2009年 植林活動の履歴


 ●2009年   10月 '09/'10年度各苗畑グループ育苗計画出揃う
            4月 大雨期植林: 地域主導の植林実施体制に向けて



■ '09/'10年度各苗畑グループ育苗計画出揃う ('09/10)■


タンザニアにおける今年度(現地事業年度で今年7月〜来年6月)の各苗畑グループの育苗計画が出揃った。TEACAを含む計7カ所の苗畑グループで総数77,975本 の育苗を行う。

今年度はとくにキリマンジャロ山麓において、これまでTEACA及び苗畑グループの主導で取り組んできた植林活動を、「地域(=村)主導」に切り換えて本格的に臨むことになる。実施対象となるテマ村とキディア村では、すでに住民を集めた全村会議において、地域主導の植林活動の重要性と今年度の植林計画についての話し合いが行われている。

一方、低地平野部の半乾燥植林事業地(キリマンジャロ州マワンジェニ村)では、今年の大雨期にほとんど雨が降らず、植林した苗木はおろか、成木まで立ち枯れてしまう厳しさで、昨年実施したリアタ小学校への家畜侵入防止用生垣造成植林に再度取り組む。

【各苗畑グループ育苗計画】
半乾燥地で立ち枯れてしまった植林樹  ・TEACA         : 29,340 本
 ・Fumvuhu小学校    :  6,450 本
 ・Kidia女性グループ  :  6,910 本
 ・Foyeni女性グループ  :  4,400 本
 ・Kiranga女性グループ :  1,225 本
 ・Riata小学校      : 26,900 本
 ・Urisho小学校      :  2,750 本
                                     (半乾燥地で立ち枯れて
                                              しまった植林樹)


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■ 大雨期植林: 地域主導の植林実施体制に向けて ('09/4)■


植林準備の進むキディア村のキディア女性グループ苗畑
植林準備の進むキディア村のキディア女性グループ苗畑


タンザニアではいま大雨期植林の季節を迎えている。各苗畑グループでも植林の準備が進められているが、今期からテマ村及び隣尾根のキディア村では、植林の実施体制を徐々に変更していく予定である。

植林活動は各地域において、それぞれの苗畑グループが核となり、育苗から植林の実施まで取り組んでいる。しかしテマ村とキディア村の2カ所は植林規模が大きく、育苗は苗畑グループで担えても、植林計画の立案から実行のすべてを主導するには、手に余る状況があった。とくにキディア村の植林地であるオールドモシ地区は、土地の利用権が錯綜しており、苗畑グループだけで植林活動を引っ張っていくには難しい面があった。

そこでこれまではTEACA、苗畑グループ、村、地域の村人の4者で話し合いをしながら、計画立案から実行計画までを練り上げてきた。なかでも計画のフォローアップを担ってきたTEACAの役割は大きかったといえる。

しかしこれまでの取り組みを通して、キディア村においても利用権と植林活動を両立させる手法はほぼ確立でき、テマ村においてもノウハウの蓄積はすでに出来ているといえる。植林活動は地域の取り組みとして、地域のイニシャティブで取り組まれることが望ましく、TEACAの手法、ノウハウの移管に着手することにしたものだ。

地域の取り組みとして、そのイニシャティブをとることになるのは「村」である。TEACAは村に対してノウハウの移管を行い、村は苗畑グループと協力体制をとって地域での植林を進めていくことになる。小雨期の降雨が減少し、植林の機会は今では大雨期の年1回だけにに限られてしまう。この体制が軌道に乗るには2回程度の経験と実績を踏む必要があるだろう。

この大雨期植林がそのキックオフとなる。


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