2007年 植林活動の履歴


 2007年  10月 キリマンジャロ山で土砂崩れ頻発
          6月 各地で大雨期植林始まる
      


■ キリマンジャロ山で土砂崩れ頻発 ('07/10) ■



オールドモシでの土砂崩れ


 昨年のタンザニアは数年ぶりに雨量が戻り、ほっとしていたのもつかの間、今年の雨量は再び失速してしまった。大雨期真っ最中の5月現在までの最新の雨量ベースで、2年前に全土的な渇水に見舞われた時と変わらぬ少なさである。

  ところがそこに飛び込んできたのが、「キリマンジャロ山で土砂崩れ頻発」のニュース。これは、雨量に地域的な差があることに起因している。私たちがキリマンジャロ山で取り組んでいる最大の植林地であるオールドモシでも、6月に大規模な土砂崩れが発生、植えた苗木ごと斜面が滑落した。(写真)

 幸い人命にかかわることはなかったが、カウンターパートTEACAの活動拠点テマ村では、道路が寸断される事態となっている。麓のMagereza苗畑では、数千本の苗木が鉄砲水で一瞬のうちに流されてしまった。これまで一生懸命に植えてきてやっと育ってきた苗木が、斜面ごとごっそり流されてしまい村人たちもショックを隠せない。

 森を失い、丸裸になった尾根では、土砂崩れによって人命、家財が失われることがこれまでにもあった。現地では自衛隊の出動も、ボランティアの助けもない。植林の必要性をますます認識した村人たちは、崩れた斜面への植林をすでに始めている。彼らの士気が萎えてしまわないように、できる限りの手厚いフォローをしていきたい。




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■各地で大雨期植林始まる ('07/6) ■



オリモ小学校苗畑


タンザニアでは4月から本格的な大雨期シーズンに入った。それにあわせ、ダルエスサラーム、アルーシャ、キリマンジャロの各州の苗畑グループでも植林作業に入っている。

写真はキリマンジャロ山の東南部、標高1,600mにあるオリモ小学校の苗畑で、植林も間近に迫った苗木の世話をしている生徒たち。オリモ小学校は現在のカウンターパートであるTEACAが産声をあげたところでもある。TEACAの事務所建設にともない苗畑も移設されたが、小学校からは子どもたちの教育のためにもぜひ苗畑を存続させてほしいとの強い要望が出され、独立した苗畑として協力を続けていくことになった。

しかしそこはやんちゃ盛りの子どものこと!指導するのもなかなか骨が折れるのである。ちょっと目を離せばお喋りに花を咲かせ、「こらっ、口より手を動かさんかい!」などと言っても効果なく・・・。

しかしこうしたことの繰り返しの中で、案外子どもたちの心の中に植林活動は根を下ろしていくようである。卒業して数年もすれば、多くの者はそれぞれ自分の人生を切り開いていくために村を去る。しかしたまに故郷に帰ってくれば、すっかり大人びた彼ら、彼女たちの顔が横にある。ともに並び、いまでも木を植える。





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