生活改善事業の過去履歴


 ●2016年    12月 伝統水路の敵はカニ!
             9月 小学校の水飲み場を改善しました
             6月 困難な伝統水路の復旧工事進行中
              4月 学校に水がやってきた!
                             
 ■2015年分
 ■2014年分
 ■2013年分
 ■2012年分
 ■2011年分
 ■2010年分
 ■2009年分
 ■2008年分
 ■2007年分
 ■2006年分
 ■2005年分
 ■2004年分
 ■2003年分

2016年分はこちら


■伝統水路の敵はカニ! ('16/12)■



パイプを埋設中の伝統水路

パイプを埋設中の伝統水路


当会が普及に取り組んでいるチャガ民族の伝統水路(キディア伝統水路)ですが、水源近くでカニが猛威をふるい困っています。

伝統水路はキリマンジャロ山の急峻な斜面を縫うようにして築かれていますが、巨岩の下を掘り抜いて水を通したり、U字溝のように丸太を半分にくりぬいたもので谷を渡したりと、水を村まで引いてくるための村の先人達の知恵に感心し、またその苦労に頭が下がる思いがします。

ところが土手を盛って水を流している水源付近で、発生したカニがあちこちに穴を開けてしまう問題が発生し、悩みの種となっています。伝統水路自体は定期的な見回りで補修しながら使うものではあるのですが、発見した穴を塞いではまた別の所に開けられ、といういたちごっこになっており、村人たちもほとほと困っています。

そこで今回、集中的に被害に遭っている場所は、パイプを埋設して水を通すことにしました。セメントで固める案もあったのですが、この場所は斜面が急なところも多く、雨季には土砂の流入で水路が埋まりやすい問題もあったため、パイプを通すことにしたものです。

村ではさっそく埋設作業が進められ、年内中には完了する予定です。

*********************************************************************


★タンザニア・ポレポレクラブでは、こうした「生活改善」のためのご寄付も受け付けております。ぜひご協力をお願い致します!

 ホームページ寄付ページ →  http://polepoleclub.jp/kihu.html



このページの先頭へ戻る   トップページへ戻る   生活改善事業 最新報告


■小学校の水飲み場を改善しました ('16/9)■



今年4月に 「学校に水がやってきた!」 でご報告したキリマンジャロ山麓にあるルワ/キライ小学校への給水パイプの敷設ですが、雨季であったため仮設の蛇口を設置しただけでしたが、この8月に周りをセメントで固め終え、工事が完了しました。

両校では衛生な水へのアクセスがなく、長らく苦しんでいました。授業の合間には写真のように生徒たちが水を求めてたくさん集まってきます。いつでも安心して飲める水のありがたさを、あらためて感じています。

仮設だった蛇口

(写真1)仮設だった蛇口

現在の蛇口

(写真2)現在の蛇口


*********************************************************************


★タンザニア・ポレポレクラブでは、こうした「生活改善」のためのご寄付も受け付けております。ぜひご協力をお願い致します!

 ホームページ寄付ページ →  http://polepoleclub.jp/kihu.html



このページの先頭へ戻る   トップページへ戻る   生活改善事業 最新報告


■困難な伝統水路の復旧工事進行中 ('16/6)■




Kidia伝統水路

Kidia伝統水路


当会はキリマンジャロ山に暮らすチャガ民族の伝統水路、伝統溜め池の復旧を支援しています。ここ1世紀の間、キリマンジャロ山では雨量の減少傾向に歯止めがかからず、村人たちの安定した農作物生産のためには、放棄された伝統水路の復旧が強く望まれているためです。

伝統水路が放棄された背景は様々ありますが、飲料水用に政府が敷設した給水パイプラインと水源が競合してしまい、水路のための十分な水量の確保が出来なくなった結果、放棄されてしまったケースがかなり見られます(給水パイプラインの敷設自体は決して悪いわけではありません)。

伝統水路はキリマンジャロ山の尾根を縫うようにして手掘りで造られたもので、毎年土手のメンテナンスや底さらいが必要とされていました。しかし長く放置された結果、すっかり土手がダメになってしまったり、土砂に埋もれてしまったりと、なかなか復旧は容易ではありません。

私たちが復旧に取り組んでいるKidia伝統水路も、これまでに全長約3kmのすべての掘り起こし作業を終え、流路自体は確保できているのですが、土手の強度不足や漏水が新たな問題として持ち上がり、今回最難関部分については強化プラスチックのパイプを通して水を流すことにしました。


強化パイプを敷設する村人たち  強化パイプを敷設する村人たち

強化パイプを敷設する村人たち


この水路を完全に復旧することで、約700人の村人たちが年間を通して畑に灌水できるようになります。


このページの先頭へ戻る   トップページへ戻る   生活改善事業 最新報告


■学校に水がやってきた! ('16/4)■



泉から水を引くためのパイプが届きました パイプの敷設を手伝う生徒たち。学校まであとちょっと! 

(写真1) 泉から水を引くためのパイプが届きました
(写真2) パイプの敷設を手伝う生徒たち。学校まであとちょっと!

学校の休憩時間に水を飲みに集まってきた子ども達 給水パイプの水は苗木の水やりにも大活躍しています 

(写真3) 学校の休憩時間に水を飲みに集まってきた子ども達
(写真4) 給水パイプの水は苗木の水やりにも大活躍しています



当会はキリマンジャロ山での環境保全活動とともに、そうした活動に地道に取り組み続けている地域の人々の生活をバックアップするための収入向上、生活改善の活動にも取り組んでいます。

その中でも「水」へのアクセス改善は重要な課題です。このたび当会は、キリマンジャロ東南山麓で植林に取り組んでいるルワ村(標高約1,800m)のルワ/キライ小学校に、給水パイプラインを敷設しました。

ルワ村は森林帯(ハーフマイル・フォレスト・ストリップ)に隣接しており、ほかの地域に比べるとまだ水に恵まれている地理条件にあるのですが、それでもこれまで使っていた水源が殆ど涸れてしまい、学校に水がまったくなくなっていました。

子ども達は自分の家から水を持ってくるか、学校脇の谷を下りて水を汲んでくるしかなく、また両校は村の植林を支えるために苗畑も開設しているのですが、当然水不足が深刻な問題となっていました。

そこで当会は、約500m離れた場所を流れている泉から学校まで水を引いてくることにしました。給水パイプの敷設作業では村人たちに加え、学校の先生方や生徒さん達も一緒になって頑張ってくれました。

現在仮設の蛇口を設置していますが、大雨季の終了を待って整備を完了させる予定です。飲み水や給食調理に使える水がいつでも得られるようになり、先生、生徒さんたちはとても喜んでくれています。また村からもこの協力への感謝が表明されました。学校では生徒さん達がこの水を使ってさっそく苗木への水やりに励んでくれています。


このページの先頭へ戻る   トップページへ戻る   生活改善事業 最新報告

※当サイトに掲載している、記事、写真等の無断転用を禁止します。
Copyright(C)2008 タンザニア・ポレポレクラブ All Rights Reserved.