生活改善事業の取り組み状況


 ●2022年
   4月  物価高騰が直撃、養鶏
   1月  ハチミツの収穫なるか!?


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■物価高騰が直撃、養鶏 ('22/4) ■


養鶏の危機を訴える現地紙

養鶏の危機を訴える現地紙


キリマンジャロ山麓テマ村で実施している養鶏の試験プロジェクトが、タンザニアで続く物価高騰の直撃を受けています。養鶏では小屋建設やヒナの購入を除けば、もっともコストがかかるのは日々の飼料代です。その飼料代が半端ではなく値上がりしています。

各地の養鶏家からも悲鳴に近い声があがっています。上の記事でも飼料代が25%〜50%も値上がりする一方で鶏の販売価格はまったく変わっておらず、このままでは養鶏は成り立たなり、政府による早急な対策、支援が必要との内容が掲載されています。

飼料代の急激な高騰は天候不順による原料作物の不作、耕作に必要な肥料の値上がりに起因していました。しかしここにきてロシアによるウクライナ侵攻がさらに物価を押し上げる懸念が深まっています。

飼料代を含む諸物価の高騰はすぐに落ち着くとは思えず、今回の試験養鶏でも利益を出すのは難しくなってきました。ただ試験養鶏はこのまま続けます。利益確保以外にも、インテンシブな管理による産卵率や産卵期間のデータ取得が、今後の養鶏事業の判断にとても重要となってくるためです。試験養鶏で飼っている鶏たちは丁度産卵を始めたところなので、今後の推移に期待しているところです。

それにしても、飼育費が上がっているのに鶏の売価が変わらないというのは何とも腑に落ちません。こうしたことは市場の需給バランスが崩れていない限り起きないのではないかと思いますが、ここに来て養鶏に参入する者が急激に増えているということなのか、その辺も注意深くウオッチしていかなければならないと思っています。


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■ハチミツの収穫なるか!? ('22/1) ■


キリマンジャロ山の4グループで実施している養蜂プロジェクト。昨年9月にはこれらグループを対象とした養蜂研修を実施し、10月には3グループに新設計の改良養蜂箱10箱を導入しました(残る1グループは従来型の改良養蜂箱)。

新設計の養蜂箱を導入した3グループのうち、2グループはすぐにミツバチが営巣を始め喜んでいたのですが、うち1グループの養蜂箱が12月に野生動物(ハニーバジャー、和名:ミツアナグマ、写真1)に襲撃され、巣をみんな食べられてしまいました。ミツバチも逃げてしまい、その後まだ戻ってきていません。

ハニーバジャー

写真1:ハニーバジャー


営巣を続けている1グループは現在群れを大きく育てることに専念しており、経過は順調です。4月から始まる寒い季節を乗り切れる群れにし、今年中に第1回目の採蜜をしようと張り切っています。

一方、通常型の改良養蜂箱を設置したグループでは蜜源植物の植栽と給餌による効果を実験していますが、こちらは良好な結果を得ています。群れはすでに養蜂箱満杯になるほど大きくなり、3月末には採蜜できるでしょう(写真2)。

ほぼ満群となった養蜂箱

写真2:ほぼ満群となった養蜂箱


タンザニアは昨年小雨季にまったく雨が降らなかったことから、花もめっきり少なく養蜂には非常に厳しい年でした(養蜂に限らず農業や飲み水、発電にまで大きな影響が出ており、今なおその影響が続いています)。1月のここにきてようやくキリマンジャロ山では雨が降り始め、カラカラの埃まみれだったので本当に救われたと思っています。その一方でタイミングずれの雨でもあり、今度はこれがだらだらと続くようだと、山の村ではこれから収穫を迎えるモロコシが腐ってしまいます。喜んだら良いのか心配したらよいのか本当に複雑な心境です。

キリマンジャロ州のムワンガ地域で干ばつのため家畜の牛5,000頭が死んだことを伝える
地元紙Mwananchi Ng’ombe 5,000 wafa kwa ukame Mwanga(2022/1/16、スワヒリ語)
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キリマンジャロ州のムワンガ地域で干ばつのため家畜の牛5,000頭が死んだことを伝える地元紙Mwananchi
Ng’ombe 5,000 wafa kwa ukame Mwanga(Mwananchi、2022/1/16)


4月から始まる大雨季には、蜜源樹植林による“みつばちの森づくり”も始まります。当会はキリマンジャロ山で養蜂が安定的に取り組める環境を、地域の人々とともにつくり上げていく計画です。


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『みつばちの森』づくり をぜひ応援してください!

 100円で1本の蜜源樹の苗木をキリマンジャロ山に植えることができます!

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