2009年 生活改善事業の活動履歴


  2009年    10月 裁縫教室生徒が国家試験に合格!
            5月 低標高地の女性苗畑グループにハリナシバチ養蜂支援
            2月 コーヒー新品種の育苗技術、移転完了



■ 裁縫教室生徒が国家試験に合格!('09/10)■


様々な理由から、中学校への進学の道を閉ざされた村の女の子たちを対象として、TEACAが実施している裁縫コース。このたび2年間のコースを終了した生徒2名が、縫製技術認定資格を得るための国家試験に見事に合格した。

この資格試験は、通常は国立の技術専門学校で学んだ生徒のみが受験するもので、TEACAのようなNGOが運営する裁縫教室の生徒が受験すること自体希であるが、小学校までしか通うことが出来なかった山村の女の子がこの試験を突破したことは、まさに快挙と呼べるものである。

国家資格は、女の子たちがこれから条件の良い職を得ていくために大きな力となってくれるもので、自分たちの家で親の畑作業などを手伝うなどしか道がなかった彼女たちに、自活、自立していくための道を開いてくれるものといえる。

2005年に開校して以来、地道に質の向上を図ってきたTEACAの裁縫教室にとっても、そのレベルが国立技術専門学校に劣らないことを実証したことになり、大いに勇気づけられるものとなった。

今後はTEACA裁縫教室自体を、国立の認定校として格上げできるかも検討していく予定である(ただしこれには生徒の定足数という大きな壁がある)。


(写真: 自分で編んだセーターと帽子を手にする裁縫教室の生徒たち)


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■ 低標高地の女性苗畑グループにハリナシバチ養蜂支援('09/05)■


ハリナシバチ伝統養蜂の収穫の模様 TEACAの事業として取り組んでいる養蜂には、一般によく知られたミツバチの養蜂と、日本では馴染みのない、小さなハリのないハリナシバチの養蜂の2種類がある。

ミツバチ養蜂は蜂蜜の収量が多いメリットがあるかわり、天候の変化に伴う蜂の逃亡へのリスクが常にあるデメリットがある。一方、ハリナシバチは収量が少ないが、逃亡リスクが少なく、コンスタントな蜂蜜の収穫を見込むことが出来る。

ハリナシバチ養蜂はこれまでその分布域の中心である比較的標高の高いエリアで取り組んできたが(ちなみにTEACAのハリナシバチ養蜂は、キリマンジャロ山の標高1,600mほどのところで取り組まれている)、今回これを、標高1,000mほどの場所でも飼うことが出来ないか、その試験も兼ねて、この標高帯で活動しているキランガ女性グループに対してハリナシバチ2群の支援を実施した。

当初改良養蜂箱での事業実施を計画していたが、ハリナシバチに詳しい村のお年寄りから、「蜂を慣らす必要があるから、伝統養蜂(=丸太式)で先にやり、慣れた群れ分蜂して増やしていきなさい」との指導を受け、伝統養蜂で始めることにした。

ここでの養蜂が上手くいけば、低地でもハリナシバチ養蜂による収入向上の選択肢を増やせることになる。結論を出すまで最低でも1年は経過を見守る必要があるが、結果に期待している。


(写真: ハリナシバチ伝統養蜂の収穫の模様)



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■ コーヒー新品種の育苗技術、移転完了('09/02)■


挿し木用の挿し穂を確保するためのコーヒー母樹園 新品種苗木の世話をするKIWAKABOのメンバー


コーヒー生産農家グループKIWAKABOへの技術移転を進めていた、キリマンジャロコーヒー新品種(耐病性品種)の育苗技術(挿し木)移転が完了した。

KIWAKABOでは育苗担当者を置き、順調に苗木が育っている。これで新品種の村での普及に弾みがつくことになる。TEACAは次のステップとして、さらに改良した育苗方法(接ぎ木)の確立と普及への取り組みを開始している。


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