ニュースレター第44号抜粋記事
第44号 トップページより抜粋 (2014/5)
 
森に住む隣人たち



        
ブッシュピッグ

 ンゴロンゴロ自然保護区に行った時のこと。ブッシュピッグ(ヤマイノシシ)が見られるというので、クレーターの縁にある村に立ち寄ってみました。運が良ければ見られるかも程度の期待で行ってみたのですが、そこには何と“ウヨウヨと”豚よりはるかに巨大なブッシュピッグたちが駆け回っていたのでした。しかし村人たちは、まるで彼らなど存在していないが如くの様子(最上段左上写真)。5歳くらいの小さな女の子までが、彼らの脇を平気で歩いています。これが山羊か羊だったらまだ理解できる光景なのですが、相手はどう猛で巨大な牙を持つブッシュピッグです。あっけにとられるというより、想像を超えた目の前の現実がむしろ滑稽に見え、大笑いしてしまいました。

 さて、では私たちが活動しているキリマンジャロ山の村や村に隣接している森はどうでしょうか。夜行性の動物が多くなかなかお目にかかれないのですが、私たちには馴染みのない動物たちが結構暮らしています。

   

サイクスモンキー(写真左)とハリネズミ(同右)

 キリマンジャロ山の村にいて一番出会う機会が多いのはサイクスモンキーでしょう。畑を荒らすのでときどき日本のような案山子を立てている村人がいます。夜な夜な鳥のような甲高い鳴き声を響かせているのはブッシュベイビー。知らない人はちょっと気持ち悪い鳴き声に聞こえるかも知れません(赤ちゃんの泣き声のように聞こえるのでブッシュベイビーといわれます)。そして何と言ってもかわいいのはハリネズミ。もちろん体を覆う毛はまさに針のようなので触ると痛いですが、それでもやはり触りたくなります・・・。一方、ちょっと憎たらしい動物もいます。それはハニーバジャー。和名を蜜穴熊といいますが、その名の通り、蜂蜜が大好きで、私たちの養蜂小屋もこれに襲われ、巣箱をひっくり返され中身を食べられたことがあります。森にはスニと呼ばれる小さなアンテロープも暮らしています。とても小さく、ワシなどの鳥に補食されてしまうこともあるそうです。そしていつか見てみたいと思うのが、ジャネット。村人が「森でヒョウを見た」というのですが、本物のヒョウはいまは村近くにはいないので、どうもジャネットのようです。欧米ではペットとしても飼われているようですね。


〔No.44 その他の内容〕

 ● 植林阻止に動くKINAPA

 ● キリマンジャロ植林ワークキャンプ報告

 ● 現地メディアが伝えた植林ワークキャンプ

 ● 活動の現場から
  ・植林活動(ドイツ人ボランティアとの活動協力)

  ・生活改善(集中養成方式によるカマド職人の指導を初実施)

  ・活動の自立(TEACAリーダーをケニアでの養蜂研修に派遣)

  ・その他
   1.省水農法用に給水スタンドを設置
   2.ロレ小学校に文具を寄贈




 
※当サイトに掲載している、記事、写真等の無断転用を禁止します。
Copyright(C)2001 タンザニア・ポレポレクラブ All Rights Reserved.

その他のニュースレターへ  このページの先頭へ戻る

トップページへ戻る