ニュースレター第43号抜粋記事
第43号 トップページより抜粋 (2013/11)
 
TEACAの新たなチャレンジ



           
海外からの活動視察を受け入れる機会が増えているTEACA




 タンザニアでの取り組みは、地域住民の森林利用からの締め出しを目的とした、国立公園の拡大という難問を抱えています。しかし現地で直面している問題は、もちろんそれだけではありません。

 そんな問題の一つに、カウンターパート・TEACA(Tanzania Environmental Action Assosiation)の後継者確保の問題があります。現在多少持ち直してきたとはいうものの、かつて地域経済を支えたコーヒー産業が斜陽となった今、多くの若者たちは村の生活に見切りをつけ、町や都会へと出て行ってしまいます。またタンザニアの中でもひときわ教育熱心なことで知られるキリマンジャロ山に暮らすチャガ民族の親たちも、自分の子どもに高い教育を受けさせ、将来は都会で立派な職に就き、暮らしていけるようになることを望んでいます。

 キリマンジャロ山でのこうした傾向は、村落部で将来を担う若者の確保をどんどん難しいものとしています。加えて若者たち自身、根気のいる地道な取り組みより、すぐにお金に繋がることに目がいきがちで、TEACAのような取り組みに身を投じようという者はますます得難くなってきています。

 そうした中、最近山間の村落部で、ちょくちょく欧米の若者たちに出会うようになりました。彼ら/彼女たちは村で様々な活動に取り組むために、数ヶ月から1年ほどの期間、村に住み込みで派遣されているボランティアです。教育やスポーツ、村人たちの組織化など、その取り組み分野は本当に様々です。そして任期が終わってもまたすぐに後任者が派遣されてくる体制にあり、欧米におけるこうした仕組みの充実ぶりと、人材の厚さを実感させられます。

 そしてこの10月から、ついにTEACAにもドイツからボランティアが派遣されてくることになりました。任期は来年の3月までですが、今後継続的に派遣されてくることになるのだろうと思います。TEACAにとっても次世代に自分たちの取り組みをどのように教え、伝えていくかを試される、きっと良い機会になるでしょう。今後の展開を楽しみに見守っていきたいと思っています。


〔No.43 その他の内容〕

 ● 新たなステップへ踏み出す地域ネットワーク

 ● 活動の現場から
  ・植林活動(TEACA総会に見る変化)

  ・生活改善
   1.改良カマド普及方法の変更
   2.KIWAKABOのコーヒー直接出荷の結果出る
   3.コーヒー苗木の接ぎ木研修実施

  ・活動の自立
   1.TEACAの自立に向けた新たな動き
   2.自立支援事業「養鶏事業」開始

  ・その他(TEACAに対するケニアでの養蜂研修を実施予定)

 ●【RAFIKIプロジェクト】 2013年7月−8月現地渡航報告



 
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