ニュースレター第33号抜粋記事
第33号 トップページより抜粋 (2009/12)
 
診療所へ薬剤支援実施


         ナティロ診療所に待ちに待った薬剤が到着          購入された薬剤

キリマンジャロ山麓テマ村にあるナティロ診療所。人口約4,500人のこの村は、急峻な尾根の標高1,000m〜1,700mにわたって、村人たちの家が散在している。日本の行政区画でいえば「市」ほどの大きさもあるこの村に、唯一存在する医療機関ナティロ診療所。

ナティロ診療所はキリスト教会が母体となって設立された診療所として、かつては教会から資金、薬剤面での支援を受けていた。しかし支援が中断して以降、長きに亘って独立採算運営となっている。しかしすぐに資金難に陥り、満足な薬剤もないばかりか、施設・機器の荒廃・老朽化、さらに村人が頼み込んでようやく来て貰っていた医師も、給料の未払いから逃げ出してしまうような状況となっていた。かつて3人いた看護婦も、いまでは1人になってしまった。

   地域でニーズの高い薬を重点的に支援    ナティロ診療所でドクター、ナースと打ち合わせ 

そんなナティロ診療所を現在献身的に支えてくれているのが、隣尾根から毎日谷越えをしてやって来てくれているマチャ先生、そして看護婦のムチャロさんだ。村にいると、この診療所が村人たちにとって、どれほど大切な存在であるかが良く分かる。急患が発生する。たとえそれが夜中の2時、3時であっても、彼らは診療所に駆けつけるのである。1カ月の間にそんなことが立て続けに3回も起こったことがあった。診療所に泊まり込みで患者の看病をすることも決して希なことではない。

タンザニア・ポレポレクラブはそんなナティロ診療所に対し、毎年薬剤の供給支援を実施している。必要な薬剤は診療所側と話し合い、優先度の高いものから重点供給している。テマ村で長く取り組まれている植林活動は、植林後その成果が現れるまで10年、20年を要する息の長い取り組みである。村人たちが少しでも安心してそうした活動を続けていけるよう、社会・経済・生活面での取り組みは、まさに車の両輪といえる取り組みなのです。



〔No.33 その他の内容〕

 ● プロジェクトの現場から :  「地域主導」による森林管理を目指して

 ● 村落植林活動   :  ダルエスサラーム植林事業完了

 ● 活動の自立支援 :  苗畑グループとの協力関係の見直しを実施

 ● 生活改善 :  伝統水路の復旧支援事業開始

 ● そ の 他  :  JICAタンザニアがTEACA事業地を視察




 
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