ニュースレター第28号抜粋記事
第28号 トップページより抜粋(2007/7)
 
キリマンジャロ山で土砂崩れ頻発



  昨年のタンザニアは数年ぶりに雨量が戻り、ほっとしていたのもつかの間、今年の雨量は再び失速してしまった。左のグラフはキリマンジャロ山の麓、モシの町の雨量であるが、今年は大雨期真っ最中の5月現在までの最新の雨量ベースで、2年前に全土的な渇水に見舞われた時と変わらぬ少なさである。
  ところが不思議と現地からは「雨不足」の声は聞こえてこない。これは、今年は雨量に地域的な差があることにも起因している。しかしそこに飛び込んできたのが、「キリマンジャロ山で土砂崩れ頻発」のニュース。私たちがキリマンジャロ山で取り組んでいる最大の植林地であるオールドモシでも、6月に大規模な土砂崩れが発生、植えた苗木ごと斜面が滑落した。幸い人命にかかわることはなかったが、カウンターパートTEACAの活動拠点テマ村でも、道路が寸断される事態となっている。麓のMagereza苗畑では、数千本の苗木が鉄砲水で一瞬のうちに流されてしまった。
  日本でも台風による土砂崩れが各地に大きな爪痕を残しているが、タンザニアではこの小雨でなぜ?との疑問もわく。しかしその兆候は、実はかなり以前からあった。森を失い、丸裸になった尾根では、土砂崩れによって人命、家財が失われることがこれまでにもあったからだ。そこにきて6月30日、キリマンジャロ山では大雨が降った。
現地では自衛隊の出動も、ボランティアの助けもない。村人たちは、崩れた斜面への植林をすでに始めている。

〔No.28 その他の内容〕

 ●オピニオン 〜キリマンジャロの万年雪は守られるか?〜

 ●〜プロジェクトの現場から〜 取り組み状況報告

 ●キリマンジャロ植林ワークキャンプ2007報告

 ●シニャンガ・レポート
  −植林ワークキャンプ編−

 ●タンザニアを読む!〜現地新聞から〜

 


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