ニュースレター第27号抜粋記事
第27号 トップページより抜粋(2006/12)
 
各苗畑グループで育苗活動始まる

















(写真1)                                   (写真2)
















(写真3)                                   (写真4)

 今年のタンザニアは、本当に久しぶりに順調な降雨に恵まれている。現地では11月〜12月が小雨期だが、好調な降雨にささえられ、タンザニア各地で支援している苗畑グループでも、一斉に育苗活動が始まっている。昨年度の育苗実績は、過去18年間で最大となる25万8千本(3州10グループの合計)だったが、今年度はそれをさらに上回る31万2千本の育苗を目指している(支援苗畑グループは1カ所増えて計15グループ)。

 その育苗活動がどのように取り組まれているのか、各地の苗畑グループの様子から見てみよう。育苗活動は、まず1年間使った育苗所をきれいに整地しなおすことから始まる(写真1。キリマンジャロ州キランガ女性グループ)。樹種によっては幼苗採取のため、種子をシードベッド(苗床)に直播きするので、そのための苗床の造成作業も行う。

 つぎに、育苗ポットに詰めるための腐葉土と堆肥を搬入(写真2。キリマンジャロ州TEACA本部苗畑)。育苗規模にもよるが、写真のような軽トラックで2〜4台、規模の大きい苗畑では10台分以上(!)の搬入が必要となる。搬入した腐葉土と堆肥はすべて篩(ふるい)にかけ、それぞれ小石や枝などの異物を取り除いたうえで混合し、育苗ポットへの土詰め作業が始まる(写真3。ダルエスサラーム州マブウエパンデ苗畑)。女性グループでも5千〜1万個ほどの育苗ポットへの土詰めが必要となり、これはなかなか根気のいる大変な作業だ。

 その後育苗計画に沿って、ポットへの各樹種種子の植え付けが行われる。苗木が育ってくると育苗ポットには雑草も生えてくるため、毎日の灌水以外に、定期的な除草が欠かせない作業となってくる(写真4。アルーシャ州ウリショ小学校苗畑)。

 各苗畑グループではこのようにして、3〜9ヶ月間(樹種による)をかけて大事に苗木を育てる。そして植林直前には、最後の仕上げに苗木が乾燥に耐えるよう、硬化処理と呼ばれる無灌水期間をおいてから植林している。

〔No.27 その他の内容〕

 ●オピニオン 〜『ダーウィンの悪夢』という悪夢〜

 ●〜プロジェクトの現場から〜 取り組み状況報告

 ●キリマンジャロ州モシ県 降雨 最新情報

 ●シニャンガ・レポート
  −サファリ(観光)編−

 


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