第24号 トップページより抜粋(2005/12)
 
新しい苗畑グループが加わりました!

















(写真左)キディア女性グループの女性たちによって整備が進められている苗畑。すでに育苗も始められている。
(同右)キディア女性グループのメンバーとTEACAの話し合いの模様。


 キリマンジャロ山麓オールドモシ地区での土地利用者植林が、いよいよ第2段階に入る。植林地もこれまでの標高約1,600m付近のエリアから、同1,400mのエリアまで拡大する。オールドモシは数ヵ村に跨る広大なエリアであり、植林のための苗木生産も、これまでの同地区の主力苗畑であったフンブフ苗畑だけではカバーしきれなくなる。

 このため、2年ほど前から新エリアでの育苗候補地、グループなどの検討を進めてきた。当初は育苗の実績もあり、新規苗畑として意思表明もしていた、付近の小学校と中学校が有力な候補となっていた。しかし、自分たちの育苗目的や活動のビジョンがあまり明確ではなく、最終的に候補からはずれることになった。

 新たな小規模苗畑グループとして協力活動を始めることになったのは、「キディア女性グループ」というママさんたち27名のグループだ。彼女たちは谷を流れる川や泉を保護しようと、オールドモシとはちょうど尾根を挟んで反対側の裸地への植林に取り組もうとしており、そのために自力で苗畑用地の整備を進めていた。

 そんな彼女たちとの打ち合わせのときに聞いてみた。「私たちは植林の技術指導やアドバイスはしますが、お金の支援はしません。それにあんな急な斜面に、女性の手で植林をするのは大変なのではありませんか?」グループのリーダー・ブミリアさんは一瞬の間をおいてから、一言で答えた。「木がなくなって、結局最後に困るのは私たちなの」。

 彼女たちの指導に当たるのはこれまでの主力苗畑、フンブフ苗畑グループである。オールドモシの植林で育ったグループが、今度は新しい苗畑グループを育てていくことになる。苗畑では、これまでフンブフ苗畑が担ってきた苗木生産の一部も取り込んでいく。今後、オールドモシ植林では、両苗畑グループが協力して育てた苗木が、多くの村人たちの手によって植えられていくことになるだろう。

 私たちはTEACAとともに、フンブフ苗畑による指導をバックアップし、また彼女たちから出されている野菜栽培指導の要望などにも応えながら、今後協力活動を進めていく計画である。

〔No.24 その他の内容〕

 ●オピニオン 〜“共に考える”そして“当事者自らのイニシアティブによる考え”へ〜

 ●〜プロジェクトの現場から〜

 ●TEACA活動日誌

 ●キリマンジャロ州モシ県 降雨 最新情報

 ●活動関連ニュース・スクラップ

 ●連載コラム第11回 『耄碌爺々の譫言(もうろくじじいのうわごと)』



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