ミニニュースレター65号抜粋記事
『 Habari gani?』 第65号 より抜粋 (2014/2)

ボンゴ・フレーバーメジャー・デビューへの道B

 レコーディングが終了し、音源が完成すると、今度はそのCDを持って映像制作プロダクションに行き、ミュージックビデオ撮影の打ち合わせに入ります。事前の打ち合わせが数回行われ、そこで、撮影の段取り、ビデオのストーリー、撮影場所、出演者やエキストラについて等が話し合われます。もちろん予算は非常に限られているので、撮影場所として出演者の自宅、その付近の市場、ローカル・バーが選ばれました。撮影日の前日には出演者が集まり、ダンスやラップに合わせた振りの練習が行われ、翌日の撮影に備えます。

 撮影は映像制作プロダクションの用意した監督、カメラマン、アシスタントカメラマンの三名の指示の元、一日かけて行われました。出演者の持つバジャジ(インド製自動三輪)にスピーカーを積み込み、そのスピーカーから流される音楽に合わせ、出演者は口パクで(実際に声は出さずに口だけ動かして)歌います。
 しかしながら、前述のように事前にある程度の打ち合わせや段取りはされていたものの、実際の撮影はそれらとはあまり関係なく進んでいきます。事前に決められた撮影場所を周りつつも、撮影場所として良さそうなところがあれば、その場で撮影を敢行し、エキストラとして良さそうな人がいれば、その場で出演交渉をします。また、撮影したデータの消失、エキストラの出演拒否(突然出演を依頼されても普通は困ってしまうでしょうから、当然と言えば当然です)、唯一のスピーカーの故障など、想定外のアクシデントも数多くありました。


撮影の様子


 そうして完成したミュージックビデオですが、インターネット上で観ることができますので、興味のある方は是非ご覧ください。Youtubeというサイトで曲名「Tuwasaidie Wanawake」とタイプ、検索していただければ見つかるかと思います。あるいは、以下のURLから直接該当のページへ移動することもできます。→ http://www.youtube.com/watch?v=NEMCJh9Qbas

 タンザニア・ポレポレクラブの会員の方ならどんな曲か想像がつくかもしれませんね。曲名が示す通り、タンザニアの女性を応援しようという曲です。現在、私の良き友人であり、シンガーである出演者達はテレビ局やラジオ局に売り込もうと頑張っているようですが、やはり音楽業界の競争は激しいのか、はたまた曲やビデオが良くなかったのか、理由は分かりませんが、苦戦している模様です。


(元事務局アルバイト 石原)




  〔No.65 その他の内容〕

     ● ボランティアさん紹介: 翻訳を通じて知るキリマンジャロ山の魅力
     ● 手工芸品プロジェクト: 〜マンスリーレポートを新方式に〜
     ● ガイドブックで知る、村と森の自慢: 〜Mkundukundu〜
     ● インターンの「ここが知りたい!」: 〜養蜂編 第三回〜
     ● ポレポレ伝言板


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