ミニニュースレター第58号抜粋記事
『 Habari gani?』 第58号 より抜粋 (2012/11)

活動は小さいものだけれど・・・

 11月8日〜18日に、当団体の現地カウンターパートTEACAのリーダーの一人であるアドンカム・ムチャロ氏が初来日しました。この間、事務局アルバイトでありまたRafikiプロジェクトメンバーである私は、酪農家や養蜂家、また無農薬野菜の栽培に取り組む地場産業団体の視察にも同行させて頂きました。とりわけ視察の際、ムチャロ氏は常にメモ用紙を片手に、自らのタンザニアでの経験をもとに積極的に様々な質問をしていました。今回の来日は氏にとって大変価値あるものとなったに違いありません。来日の際に学んだ日本の農業技術等は、今後タンザニアで生かされることと思います。

 ところで、私たちは来日の翌日にムチャロ氏と事務所にて2時間程度のミーティングを行う機会を得ました。今回は、ミーティングの折に特に印象に残った話を紹介します。

 今夏Rafikiプロジェクトメンバーとしてタンザニアに渡航した際、ムチャロ氏と日本の事務所の広さについての話題で盛り上がりました。ムチャロ氏は、「今度日本を訪れた際、ポレポレクラブの事務所に行くからね。きっと広い場所なのだろうな。」と半分冗談交じりで話していました。しかし実際、私たちが日々活動の拠点としている事務所は一人暮らしにぴったりのサイズとでも言いましょうか、本当に狭く7・8人が入室の限度です。氏の予想とは大違い。そのようなところでムチャロ氏を迎えました。私はミーティングの際、タンザニアでの話を思い出し、「あなたが想像していた事務所よりもおそらく狭い場所だと思います。どうですか。」と苦笑いの表情で尋ねてみました。するとどうでしょう。ムチャロ氏は、「広さは問題ではない」と言い、「確かに事務局自体は小さいかもしれない。でもポレポレクラブはタンザニアの緑のため、私たちTEACAとともに活動している団体で、一人一人の志がとても高い。大切なのは団体そのものの大きさや広さではなく、団体で活動する君たちがどうあるかだ。その点においてポレポレクラブは素晴らしい団体だと思っている。タンザニア・ポレポレクラブの将来は君たちの手にかかっているのだ。」と、真剣なまなざしで熱く語ってくれました。この話を聞き、私はこれからも、ムチャロ氏をはじめ活動を支援してくださる皆様の期待に応えられるよう、新たな気持ちで頑張っていこうと心に誓いました。

事務局でのミーティングの様子


(文責:事務局アルバイト 渋谷)




  〔No.58 その他の内容〕

     ● 世界のあれこれ       : 『イギリスの観光概念の潮流とそこから思うこと』
     ● 自然に触れる         : 『「樹木崇拝」〜締め殺しの木〜』
     ● 手工芸品プロジェクト    : 手工芸品ミーティング&プロジェクト報告
     ● ポレポレ伝言板


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