ミニニュースレター第44号抜粋記事
『 Habari gani?』 第44号 より抜粋 (2009/12)

ダルエスに暮らす〜カンガと服の小話〜

オバマカンガ    マイケルカンガ

ダルエスサラームの街を歩いている人々。そのほとんどはいわゆる普通の洋服を着ているが、そんな人々に混じって民 族衣装に身を包む人々もよく見かける。多くはマサイ民族だと思うが、その限りではない。また、民族衣装とは言わない までも、伝統的な布、カンガを腰や体に巻いている人々も大勢いる。カンガは縦横1m以上ある大きな1枚布で、東アフリ カでは一般的に衣服や風呂敷として使われている。体に巻くだけではなく、仕立てて洋服の形に作れば、きちんとした正 装にもなるそうだ。

そんなカンガだが、今ダルエスでは時代を反映したカンガが売られている。それが写真にあるオバマカンガとマイケル カンガだ。オバマカンガはオバマ氏がアメリカ大統領に就任すると同時くらいに売られ始めた。そして、先日、マイケル ・ジャクソンが死亡すると同時に売られ始めたのがマイケルカンガだ。

これはどこの国でも言えることだが、新しいもの、便利なものがすべて良しとされ、古いものは次から次へと失われて いく。

カンガを伝統的な衣装と考えるならば、それが廃れることなく、新しいものを取り入れつつ残っていくということは、とても微笑ましいことなのではないだろうか。

冒頭で述べた民族衣装にしても、唯一自分たちの伝統を守り続けているというマサイ民族を見習って、自分達の民族衣装を着るようになった人々もいると聞いたことがある。

(文責: 在タンザニア、元事務局アルバイト 石原)



〔No.44 その他の内容〕

 ● 菜園コーナー     :  スワヒリ語が飛び交う食卓
 ● 絵本プロジェクト    :  次回のテーマは「主食」
 ● 手工芸品プロジェクト :  女性グループと現地ミーティングA
 ● Habari mbali mbali   :  タンザニアの国旗
 ● Habari mbali mbali   :  ウガリとキンコンキン
 ● タンザニアのすうじ  :  59%


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