2021年 自立支援事業の活動履歴


 ●2021年
  12月  裁縫教室とスマートフォン  
   9月  生徒たちとの定期ミーティングを始めました  
   6月  野菜栽培に取り組む裁縫教室の寄宿生たち  
   3月  裁縫教室の寄宿舎完成!  





■裁縫教室とスマートフォン('21/12)■


いまやスマホは若者の必須アイテム

いまやスマホは若者の必須アイテム


最近裁縫教室の先生方を悩ませている問題があります。スマートフォンです。タンザニアでもいまや多くの人がスマートフォンを使っています。麓のモシの町に行けば、画面に指を当ててピンピンと画面をスクロールされている姿を普通に見かけることができます。

それは村でも同じことで、とくに若者にとってスマートフォンはもはや必須アイテムと言えます。

しかしそれにしても、その奥にはもう森しかないという村の中でも一番標高の高い村外れにあるTEACAの裁縫教室で、よもやスマートフォンが問題となるとは・・・。

事の始まりは、長期休暇を終えて教室に戻ってきた生徒の何人かスマートフォンを持ってきたことです。裁縫教室に通っている生徒たちは、様々な理由で中学校に進学する機会に恵まれなかった女の子たちが中心です。いくらスマートフォンが若者の必須アイテムとはいえ、小学校を終えたばかりの生徒たちにはまだ縁遠いものだったといえます。

しかし寄宿制度が始まったことから遠方の親と連絡を取る必要もあり、携帯電話(いわゆるガラケー)を持っている生徒はいました。おそらく長期休暇中に親御さんに頼んで買ってもらったのでしょう。

それからというもの、昼となく夜となく生徒たちがスマートフォンをみんなで覗き込んで離れません。いろいろ遊びたい気持ちは分かるのですが、授業にまで影響が出てくるとなると話は別です。授業中もこっそりスマフォを見たり、それよりなにより休み時間が過ぎてもスマホにつかまってみんな教室に戻ってきません。

先生方もさすがに我慢の限界、朝教室に来たらスマホはもちろんガラケーも全部集めて書棚に入れて鍵をかけることにしました。学校にいる間は一切使わせないとの方針ですから、休み時間ももちろん使えません。生徒たちは当然不満、いや大不満ですが、学校に来ている間に電話を使う必然性はなく、この措置を続けています。

初めからルールを決めていれば問題にもならなかったのかもしれませんが、スマホのことなど頭の隅にもなかったため、完全に虚を突かれた出来事でした。


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■生徒たちとの定期ミーティングを始めました('21/9)■


裁縫教室で学ぶ生徒たち。彼女たちの悩み事や意見に耳を傾けるのも大切な仕事です

裁縫教室で学ぶ生徒たち。彼女たちの悩み事や意見に耳を傾けるのも大切な仕事です


裁縫教室に寄宿制が導入されて9カ月。これまで先生方は生徒たちが寄宿生活で困ることがないように生活面での環境整備に力を注いできました。

しかし先生方だけで問題に対応しようとするのではなく、生徒たちと一緒に考えていくことも大切だろうとカウンターパートのTEACAと話し合いました。そこで今後定期的に生徒たちとのミーティングの機会を設けていくことにしました。

先日はその第1回目ということで、ちょっと奮発して食事会形式で開催することにしました。TEACAの副代表ムチャロ氏がミーティングを牽引しましたが、緩急自在、時に生徒たちを爆笑の渦に巻き込みながらのなかなか見事な進行でした。

ミーティングの中で生徒たちからは「授業に遅れがあるが、きちんと修了したい」、「自炊に時間を取られている」、「(授業時間後に)世界の時事に触れる機会が欲しい」、「夜間にもっとミシンを使いたい」といった意見や要望が出されました。

授業の遅れに関する意見は昨年からいる2年生の生徒から出されたものですが、昨年コロナの影響で3か月間学校が閉鎖され、その期間の遅れを今も取り戻せずにいるものです。自炊についてはTEACAの寄宿舎では自炊となっており、これに多くの時間がとられているとの指摘です。世界の時事の意見にはなかなか真面目なものだと感心。新聞を購読してあげるようにしようと思ったら、生徒たちの要望は何とテレビでした。。。夜間のミシンについては、実技偏重となっていたので座学を多くしたのですが、生徒たちは実技をやりたいということでした。

これらの対応についてはTEACAと先生方とで話し合うことにしています。逆に先生方からは最近何人かの生徒が持ち始めたスマホが授業に影響していることが触れられました。休み時間に熱中しすぎて授業時間に遅れて戻ってくることが度々発生しているためです。携帯やスマホの問題は、国境を越えてどこも同じだなと思わせるものでした

このほか恋の悩みから人生相談まで、生徒たちとのミーティングは2時間近くにも及びました。食事をしながらのリラックスした雰囲気でできたのはとても良かったと思っています。今後もしっかり生徒たちの思いや声を受け止めて、学校運営に反映していきたいと考えています。


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「裁縫教室」 に通う少女たちをぜひご支援ください。 7,500円で1人の少女が1年間学ぶことができます(1口100円からご支援いただけます)

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  → 郵便振替口座番号: 00150−7−77254
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  ※ 郵便振替の場合は、備考欄に「裁縫教室支援」とご記入ください。

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■野菜栽培に取り組む裁縫教室の寄宿生たち('21/6)■


育てている野菜に水をやる生徒

育てている野菜に水をやる生徒


裁縫教室の寄宿生たちが野菜栽培に取り組んでいます。なにゆえ?と思われる方も多いと思いますが、これもコロナウィルスの影響と言ったら驚かれるでしょうか?

寄宿生たちは遠く親元を離れてこの裁縫教室で学んでいますが、もちろん食費がかかります。ところが、コロナウィルスの影響でどの家も家計が苦しくなっており、子どもたちの食費さえ払えなくなっている家があります。

そこで寄宿生たちは、親の負担を少しでも軽くしようと、自分たちで野菜づくりに取り組み始めたのです。見ていてなんともけなげです。

彼女たちは台所裏のちょっとしたスペースに畑を作って、そこでチャイニーズキャベッジというタンザニアの白菜に似た野菜を栽培しています。

カウンターパートのTEACAもそんな彼女たちに、少ないスペースでたくさんの野菜を収穫することのできる方法を教えてあげています(下写真)。いまでは寄宿舎の敷地に、この袋がスラーッと並んでいます!


たくさの野菜を収穫できますように!

たくさの野菜を収穫できますように!


タンザニアではワクチンも政府がこれからどうしようかと検討をしているような段階で、コロナウィルスによる家計への影響はまだまだ続きそうです。

当会もTEACAと話し合い、学費を値下げするなどの策を講じていますが、早く彼女たちが食事の心配をしなくて済む環境に戻ってくれることを願っています。



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■裁縫教室の寄宿舎完成!('21/3)■


完成した寄宿舎

完成した寄宿舎


キリマンジャロ山麓テマ村で、昨年から建設を進めていた裁縫教室の寄宿舎(収容数24人)がついに完成しました。といっても、完成したのは1月で、すでに寄宿生がやって来ています。

この裁縫教室では様々な理由で中学校や上級クラスに進学できなかった生徒たちを受け入れて縫製技術を教えています。手に技術をつけることで彼女たちが将来自活していくための手助けをしています。

下の新聞記事は1月に発表された進学試験の結果(日本に当てはめると中学から高校への進学)を報じたものですが、約半数の生徒(50.74%)が進級点に達しなかったと伝えています(それでも前年度よりは2.68%向上)。

進級試験の結果を報じる現地紙

進級試験の結果を報じる現地紙“Mwananchi”('21/1/18)


進級点に達しなかった生徒(女子126,773人、男子94,276人)は職業訓練校に行くか、進学をあきらめるか、高い学費を払って私立の中学校に行くかです。

女の子の場合、ただ家に残って結婚の機会を待つということが往々にしてあります。機会が巡ってくればすぐに結婚してしまうのですが、こうしたケースでは良い相方に恵まれることが本当に難しいのが実情です。

裁縫教室では縫製技術以外にもコンピューター、起業家精神、コミュニケーション能力なども教えており、彼女たちが人生を切り開いていくうえで様々なスキルを身につけられるようにしています。

こうして寄宿生を迎え始めてはいるのですが、一方でコロナのために多くの親が娘を遠くの寄宿舎に預けることへの不安を持っていること、さらには家計が悪化しており、そもそも裁縫教室の学費が払えないという状況も生まれています(私たちの裁縫教室はそれでも普通の裁縫教室に比べると6割程度の学費に抑えています)。

それでも女の子たちが増えて(現在総勢13名)授業の合間や授業終了後はなかなか賑やか!もっと増えたらどうなるんだろうか??と想像してみるだけで可笑しくなってしまいます。



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